客間が別にある場合は違うかもしれませんが、多くの場合人が来たらリビングに通すことになりますよね。そのため、玄関以外では一番綺麗にしておきたい場所かもしれませんが、リビングは普段自分たちが生活する部屋でもあるので、より散らかりやすくなっています。だからこそ、簡単に片付けられる環境づくりができていれば助かりますよね。そこで、来客の目にとまりやすいリビングを片付ける時のポイントを見てみたいと思います。
まず、リビングには極力物を置かないことを心がけましょう。普段家族が生活する部屋なので、何かとリビングに物を置いてしまうことが多いのですが、物が多くなればそれだけ散らかりやすくなってしまいます。だから、リビングに置く物は毎日使う物を中心にして、それ以外は極力家族だけの目に触れる部屋に配置することが大切です。
それから、例えば雑誌や新聞などがソファーの上にあるだけでも雑然として見えるものです。そのため、散らかりそうなものをとりあえず入れておけるようなバスケットか何かを一つ用意しておくと便利です。何度か見たいけれどずっと必要ではないものや、後でゆっくり片付けたい物はそこに入れるという作業をするだけで、散らかって見えるのを防ぐことができます。
その際は、必ず蓋があるものか布などで目隠しができる物を選ぶようにしましょう。せっかく片付けたのに、中身が目に触れるとまた雑然として見えてしまうからです。それから、置く物は柄のある物を選ばない方がすっきりして見えます。さらに、置いてあるものに統一感があると、より落ち着いた印象を与えます。そのため、リビングにはできるだけ色調のそろった家具を置くなどの工夫をすれば、それだけで見た目の印象が違ってくるものです。
また、リビングダイニングになっている場合、キッチンの様子も目に入ってしまうところにも気を配らなければいけませんね。リビングから目に入る範囲は限られていますから、その部分が雑然としないように気をつけるだけでも、やはり綺麗に見えるものです。
人が集まりやすいからこそ散らかりやすいリビングですから、まずは置く物を少しでも減らして片付けやすくすることと、一時的に物を入れて散らかって見えないようにするための収納を用意しておくことで、少しでも綺麗に見えるように工夫してみましょう。