捨てたくない子どもの記念のものを“大切に残す”ための工夫とは

子どもが小さい時って、鉛筆で殴り書きができるようになったとか、人間らしい形の絵が描けるようになったとか、成長の段階が目に見えるのでその記録を残しておきたいと思いますよね。それに、幼稚園や保育園ではいろんな作品を作って帰って来ますし、それより大きくなっても記念になるものはたくさんあります。でも、そういうものってかさばる物が多いのも事実ですよね。

全部取っておきたいと思っても実際のところそれはスペースの関係を考えても難しいですし、その物自体もだんだん色あせてしまったり傷んでしまったりします。そこで、以前私が聞いてすごく納得した、思い出の物を大切に取っておく方法があるんです。それは、現物を取っておくのではなく、写真にして残しておくということです。

データにしておけば場所も取りませんし、現物と違って色あせたり傷んだりということがないですよね。現物をどこかにしまっておいた場合、見たいと思ったらそれを取り出してこなければいけないので自然と残してあるだけになってしまいそうですが、写真なら見たい時にいつでも見ることができるので、そういった意味でも残しておく価値が高まりそうです。

万が一データが消えてしまうのが心配なら、データとともに現像した写真を残し、作品集を作ってみるのも楽しいものです。いつ書いたものかの情報なども合わせて書き込んでおけば、どんなふうに成長してきたのかが一目でわかって、後から見るのにもいいのではないでしょうか。絵や書道の字などはもちろん、作品もそうやって残すほうが壊れたりしないで綺麗に残りそうですね。

そして、どうしても残しておきたいものだけは現物を捨てずに、例えば市販されているコレクションケースやプラスチックケースに入れるなどして保管すると壊れにくくなります。他にも、子どもからもらった手紙などは親にとっては捨てられないもののひとつですよね。そういうものも、書類ケースなどにまとめて入れておけば散らかりませんし、無くなることも防げます。

いくら片付けには捨てることも大切だとは言え、どうしても捨てたくない物もありますよね。そういう物に対しては、形を変えてより綺麗に大切に残す方法を考えてみてもいいですね。