『えっ?』と驚く簡単な工夫で部屋のすっきり度が変わります!

皆さんは、部屋の見た目のすっきり度はどこで変わると思いますか?例えば、同じ数の物が同じつくりの部屋の中にあったとしても、見た目のイメージが全然変わることがあるんです。その理由は何でしょうか。これは、物の置き方でその違いが出るんです。

イメージしやすいように例を挙げて考えてみたいと思うんですが、同じおもちゃ箱があるとします。片方は蓋が外してあって中身が全部見える状態、もう片方は蓋があって中身が見えない状態で置いてあるとします。どちらがすっきりして見えるでしょうか。蓋が閉まっていないと、たくさんある中身が全部目に入って雑然と見えてしまいますが、蓋が閉まっているとそれだけですっきりした見た目になります。

つまり、物を置くときには、できるだけ人目に触れる物が少なくなるように置けばすっきりして見えるということになりますよね。だから、先ほどのおもちゃ箱の例で言うなら、買う段階で蓋がついていたり引き出し式になっていたりして中身が見えにくい物を選ぶだけで、片付けはずいぶん楽になるということになります。さらに、おもちゃって数がどんどん増えていきますから、棚に置くよりも深い物の方が増えたおもちゃが入れやすいですからね。そういう意味で、片付けのしやすさも増します。

では、蓋の無いタイプのおもちゃ箱だったらどうなのかというと、片付けた後に布などを被せてカバーしてしまえばやはり中身は見えませんよね。すでに棚を用意してしまっていても、手芸用のマジックテープで布の目隠しなどを作れば片付いて見えます。今はおもちゃ箱を例にして話を進めましたが、これは全てに当てはまることです。三段ボックスなどでも、外から中身が見えるよりも三段ボックス用の収納引き出しや目隠しカーテンを利用するだけで、綺麗に整って見えるものです。

結局、同じだけの物があっても目に触れる物が少ないだけでいいのですから、見えるように置かれている物をできるだけ引き出しに入れるとか、蓋やカバーをつけて見えにくくするとか、そういう工夫をしてみましょう。ただし、目に見えないようにするために収納家具をどんどん増やすことだけはやめましょう。そうなると、収納家具自体がごちゃごちゃして見えて、すっきりした室内とは遠い印象になってしまいます。

今ある物の中に上手く収まるように考えるのが、今後も綺麗に部屋を使うためのポイントです。物が増えると、それだけ片付けがしにくくになりますからね。そのため、入り切らない物があるのなら、思い切って処分するのも一つの方法です。